kaonpa’s diary

自転車モノを中心に、好みのモノについて気ままに語ります。

Flite Flow で走ってみて…。(フライト フロー レビュー)

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selle italia flite flowを導入して2週間、台風の影響でほとんど走れませんでした。

 

先週末は少し走れましたのでブログらしくインプレを書いてみたいと思います。

 

先ずは諸情報。

走行距離は、1日目62km、2日目36kmの合わせて約100km。平均移動速度は1日目27km/h,2日目25km/h(GARMINにて計測)。どちらも荒川CRでほとんど平坦路。

 

1番初めに感じた違いは、乗る前にバイクを移動させようとしてサドルを持って持ち上げた時。乗ってない時のこと書いてどうする!って気もしますが、前までのモストがクッション多めの分厚いサドルでしたので、フライトフローの薄さに新鮮さを感じます。

 

さて、乗車。

当然のことながらモストよりも全然硬め。前乗り、後ろ乗り、どちらの態勢をとっても硬めに感じます。反面、当たり前ですが、フワフワ感が薄れ、バイクがシャキッとしたような感じもしました。クッションはほとんど無いため、硬いのは当たり前ですが、中央の穴空き部分は手で押しただけでもたわむため、その部分にきちんと乗れていると硬さは感じにくいです。

 

次に良かった点と悪かった⁈点をそれぞれ。

 

今回の大収穫としては、

「下ハン、前乗り漕ぎ」しても股間が痛く無い!

モストは前側の細い部分の中央がこんもりとクッションで盛り上がっていて、走り出しは気にならないのですが、段々と圧がかかると股間部を圧迫してきます。徐々に股間の感覚がなくなって痺れる感じ…。だからか、下ハンはいままで苦手としていました。

 

ただ、この効果はほとんどフロー(穴空き)効果では無く、サドルの外形変化によるものかと思われます。乗ってみると見た目とは異なり、穴が体に当たる面積は本当に小さく、穴よりもサドルの断面形状(前側短手断面)のフラットさを感じるからです。

 

この結果として、1日目の走行時に、集団走行しているグループについていけたため、平均速度がいつもより約2km速くなりました。

 

次に悪かった、と言うか気になる点。

 

フラットな形状の代償と言うか、サドルの端部の角が立っていて、太ももの付け根に存在感を感じます。「痛い!」ということは無いのですが、長距離は響くかもしれません。また、後ろ部分が幅広く、そこの坐骨のおさまりポイントを探す時があります。ブラケットを持ってマッタリ…という時は少し違和感があるので、サドルの前後位置調整がもっと必要かもしれません。

 

ということで、長々と書きましたが、素人の雑感程度に受け取っていただければと思います。

 

ちなみに冒頭の写真は、天気の良かった1日目の休憩時に頂いた「越生の梅ジュース」。赤紫蘇で赤くしてブエルタ仕様にしていただきました。火照った体に冷たい酸味が沁みました。ごちそうさまでした。 

 

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