走行備忘録(10.10 前編)
最近は、日没時間がかなり早く感じれるようになり、だいぶ秋も深まってきた体育の日の午前中、いつものように荒川サイクリングロードを走りに出かけました。土日ともに家族と過ごしたので、祝日の月曜日は少々遠出しようと考えていました。ただし、二児のパパとしては午前中が精一杯ですが…。
朝起きてから外を見ると空全体がグレーの曇り空で、気温も高くないため、サーマルビブをはき、スーパーライトウェイトジャージにアームウォーマー、そしてプロチームライトウェイトジレの出で立ちでした。
朝の7時過ぎに家を出発し、荒川サイクリングロードを北上していきます。どこまで行くかはあまり考えず、とりあえず走り、戸守のローソンまでダラダラと行きました。甘味を食してると、見覚えのあるライダーを発見!自転車仲間の先輩でした。「追いかけるか⁈」と思い立ち、急いで自転車にまたがりスタート。集団に合流している先輩に追いつくのはなかなか大変で、高坂駅の踏切でようやく追いつきました。
「どうせ物見山まで行くのはわかっているからその時に声をかけよう〜!」と思っていたのですが、大東坂の手前で私だけ信号ストップ!やばい!と思い、信号が青に変わって猛ダッシュするも、坂が苦手な私…なんと見失ってしまいました(泣)あーあ。と思いながら寂しく物見山を一周することになりました。
電機大の坂を登りきった時、予想以上に時間がかかっていることに気が付き、いつものルートからは外れて、帰路につき始めました。慣れないルートだったので、ガーミンで道を探りながら歩道をゆっくり走っていた時、
「やばい!」
っと思った時にはハンドルを掴み損ねていました。歩道の路面の突起で前輪がホップ、派手に落車しました。
前の週にビンディングを固めにした左足が外れるまで時間がかかったため、斜めに地面に転がって頭はほとんどぶつけなかったのですが、膝と腰を打ち付けてしまいました。直後は痛さでぴょんぴょんと飛び跳ねてましたが、その後、深呼吸して、なんとか落ち着いて自分と自転車を観察。自転車は奇跡的にほとんど無傷で、ガーミンが何故か逆さまになっていたぐらいでした。体は腰が痛いのと、両膝が、派手に擦り剥けてました。
「やっちまった〜(泣)」
その言葉しか出てきません。果たして漕ぎ出せて、帰りの40キロを戻れるのか?他に何か影響は?頭の中でそんな思いがグルグル巡ります。
体に痛さはあるものの、自転車にも跨がれるし、これは行ける!と思って、ふと体を見直すと、ジレの前身頃が縦にザックリ破れ、ジャージも肩と背中に穴が空いてることに気が付きました。「今頃気がつくなんて、まだまだ興奮状態だな…落ち着こう」と、近くのローソンで休むことにしました。
(後編に続く)